LINEヤフー Tech Blog

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iOSDC Japan 2025に参加&ブース出展しました!

ブース運営集合

こんにちは、iOSエンジニアのyamakenです。

2025年9月19日(金)から21日(日)の3日間にわたり開催されたiOSDC Japan 2025に、LINEヤフー株式会社はプラチナスポンサーとして参加しました。また、LINEヤフーからは総勢11名が登壇しました。イベント期間中は多くの方にLINEヤフーブースにお越しいただき、ありがとうございました。

本ブログでは登壇した方々の紹介や、イベント期間中にブースで実施した「一流エンジニア格付けチェック」についてご紹介します。

LINEヤフーから総勢11名が登壇

今年のiOSDCではLINEヤフーから11名がセッションへの登壇やパンフレット記事へ寄稿しました。今回初めて登壇する方も2名いましたが、社内での発表練習などでブラッシュアップし、当日は自信を持ち楽しく登壇できたのかなと思います。セッションによっては満席のものもあったようです!

登壇者リスト

一流エンジニア格付けチェック

LINEヤフーブースでは、「一流エンジニア格付けチェック」を実施しました。iOSとAIを組み合わせたクイズを数問解き、全問正解した場合は一流エンジニアとしてニックネームがディスプレイ上に刻まれていく仕組みです。

ブースの様子1

ブースの様子2

クイズの内容は、LINEヤフーのエンジニアが日々の開発で感じたAIの特徴を扱ったものだったり、今話題のFoundation Modelsについてなどでした。何度も挑戦していただけるよう午前と午後で問題を切り替え、最終的にはリピーターの方を含め407名の方に挑戦していただけました!

実際に出題したクイズの一例です。

// Foundation Modelsを用いた次のコードで一部が間違っています。選択肢のうち適切なものはどれ?
 
import Foundation
import SwiftUI
 
@Generable
struct SearchSuggestions {
  @Guide(description: "Short JP search terms for a travel app", .count(4))
  var terms: [String]
}
 
@MainActor
func makeSuggestions() async throws {
  let session = LanguageModelSession()
  let prompt = "箱根観光アプリ向けの検索候補を4つ。各候補は10文字以内。"
  let result: SearchSuggestions = try await session.respond(
      to: prompt,
      generating: SearchSuggestions.self
  )
  print(result.terms.joined(separator: " / "))
}
 
// 1. respond(to:generating:) は同期APIなので await は不要
// 2. generating: に渡すとき .self は不要
// 3. importを適切にしていない
// 4. @Guideの.count(4)が適切ではない

ブースの様子3

クイズを解きながら、AIの“あるある”や日々の開発でのAI活用についても議論でき、ブースにお越しいただいた方々と多くコミュニケーションを取ることができました。

アフターイベント

iOSDC Japan 2025の開催後に、DeNA・Sansan・LINEヤフー・ZOZOの4社合同で、extension DCというイベントを開催しました。3日間連続での開催でしたが、多くの方に参加していただき、Lightning Talkや20分トーク、パネルディスカッションなどを通し、楽しく交流できました。

アフターイベントの様子

©wiroha

おわりに

簡単にですが、LINEヤフーの登壇者や、ブースでの取り組みについて紹介しました。最後になりますが、ブースにお越しいただいた皆様、iOSDC Japan 2025の運営スタッフの皆様に心より感謝申し上げます。